楽天Edyを現金化（現金に戻す）方法！残高を換金する裏ワザを解説

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楽天Edy残高を現金化する2つの方法

そもそも楽天Edyとは、大手ECサイトでもおなじみの楽天グループ企業が提供するプリペイド型の電子マネーです。

利用するにはあらかじめ残高をチャージしておく必要がありますが、実はこのチャージ済み残高を払い戻してもらえるのは、楽天Edyカード一体型カードでICチップが故障したなどの場合に限られます。

つまり、公式的に残高を現金へ換える手段は一切用意されていないということです。

Q. 楽天Edyを残高を使い切る前に破棄してしまいましたが、返金はできますか？

A. 回答
チャージ(入金)された代金は、ICチップの瑕疵・故障などの場合を除き、払い戻しできません。

引用元：楽天e-NAVI「よくあるご質問」

そのため、残念ながら楽天Edy残高の現金化は自力で対処するしか方法がありません。

そして、その「楽天Edy残高を自力で現金化する方法」として使えるのは、以下の2つのみとなっています。

ここではまず、この2つの方法についてメリット・デメリットも交えながら具体的なやり方をご紹介していきましょう。

楽天Edyで換金性の高い商品を購入、転売

楽天Edy残高を現金化する方法としてもっとも敷居が低くおすすめなのは、「楽天Edyで買った商品を現金で転売する」というものです。

楽天Edy決済に対応した街のお店で商品を購入し、それをそのままリサイクルショップなどに持ち込めば最短即日で現金化を実現できます。

自分で品物を売買しているだけなので、誰にも迷惑をかけないという点は大きなメリットのひとつと言えるでしょう。

一方、商品を売り買いする手間がかかったり、選ぶ商品によっては「売却額が購入額より大幅に安くなり損をする」というリスクがある点はデメリットです。

できる限り損失を抑えるためには、より高く売れる“換金性の高い商品”を見極める、そして現金化を急がないならフリマアプリやネットオークションなど“より高く売れそうな手段”を選ぶなどの工夫が求められます。

楽天Edyで購入できる換金性の高い商品には、以下のようなものがあるので、事前に「購入額と同等、もしくはそれ以上で売れるもの」をしっかりリサーチして実行してください。

買取ショップの多いブランド品や、発売直後などタイミングによっては購入額以上で売れる可能性のあるゲーム機などは、あまり知識がなくても手を出しやすくおすすめです。

楽天Edyで購入した商品を返品する

楽天Edy残高は、「楽天Edyで購入した商品を返品し、現金で返してもらう」という方法でも現金化が可能です。

このやり方の最大のメリットは、換金率が必ず100%になる点。

たとえば商品の転売で現金化を目指したとき、「1万円で買った商品が8,000円で売れた」ならその換金率は80%ですから、20%の損失が発生してしまいますよね。

しかし返品は商品の購入額をそのまま返金してもらうことになるため、現金化によるロスが一切発生しないのです。

ただし、「必ずしも返品に応じてもらえるとは限らない」「現金ではなく電子マネー残高として返金される可能性もある」ことを理解しておきましょう。

例えば、ファストファッションの代表的ブランドであるユニクロでは、楽天Edyで購入した商品を返品したとき、どの方法で返金されるかは店舗によって異なるとアナウンスしています。

また返品や交換を複数回繰り返している場合、そもそも返品自体を受け付けてもらえなくなる恐れもあるようです。

【注意事項】

下記の場合も返品・交換をお受けできません

• 過度な返品・交換を繰り返している場合
• 転売目的であると弊社が判断した場合
  （中略）
• その他弊社が返品・交換をお受けすることが適当でないと判断する場合

引用元：ユニクロ「返品・交換の条件と注意事項」

返品を巡ってお店とトラブルを起こすと最悪の場合ブラックリストを共有され、系列店すべてに出入り禁止となってしまうかもしれません。

返品で現金化を目指すなら、「どうしてもという緊急事態に一度だけ使わせてもらう」というスタンスで、以下のような“できる限りお店に迷惑をかけない配慮”を忘れないようにしてくださいね。

Amazonギフト券は楽天Edyの現金化に使えない

クレジットカードやその他電子マネーの現金化手段としては、「Amazonギフト券など換金性の高い金券を購入し、転売する」というやり方もよく使われています。

しかし残念ながら、楽天Edyの現金化にはこの方法を使うことはできません。

ここからは楽天EdyをAmazonギフト券で現金化するのが難しい理由と、その上で知っておきたい“Amazonギフト券のちょっとお得な活用方法”をそれぞれご紹介しましょう。

楽天Edyで買えるアマギフはチャージ式のみ

まず知っておきたいのは、楽天Edyで購入できるAmazonギフト券（アマギフ）は「チャージタイプ」のみであるという点です。

そもそもAmazonギフト券には、カードの券面にギフトコードが印字されている「カードタイプ」や、メールでギフトコードが送られてくる「Eメールタイプ」など複数の種類が存在します。

そしてそのうち転売して現金に換えることができるのは、他人も使える形でギフトコードが発行されるタイプに限られるのです。

楽天Edyで購入できる唯一のAmazonギフト券であるチャージタイプは、ギフトコードが発行されるのではなく、購入した瞬間に自分のアカウントへAmazonギフトの残高がチャージされる仕組みとなっています。

残念ながら一度チャージされた残高は他人に譲り渡す方法がないため転売できず、「Amazonギフト券は楽天Edyの現金化には利用できない」というのが結論です。

楽天とAmazonのポイント二重取りができる！

ただし、チャージタイプのAmazonギフト券を利用して楽天Edyの現金化を少しだけお得にする方法はあります。

それが「楽天EdyでチャージタイプのAmazonギフト券を購入し、そのAmazonギフト残高で購入した商品を転売する」というやり方です。

要するに前述した「楽天Edyで購入した商品を転売する」の手順へ「Amazonギフト券の購入」という工程を増やしただけなのですが、このひと手間をかける最大のメリットは楽天ポイントとAmazonポイントの二重取りが可能になるという点。

通常、楽天Edyで商品を購入した際には200円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まりますが、一度Amazonギフト券に換えてからあらためて商品を購入することによって、以下2つを受け取れることになるのです。

Amazonポイントの付与率は商品によって異なるので、より高還元率の商品を選べば、かなりお得な“ポイ活”を実現できるかもしれませんよ。

余った楽天Edy残高を使い切る方法としても使える

現金化とは少し話が逸れますが、中途半端に余ってしまった楽天Edy残高を使い切る方法としてAmazonギフト券を活用するのもおすすめです。

チャージタイプのAmazonギフト券は、100円から50万円まで1円単位で金額を指定できる仕様になっています。

そして購入したAmazonギフト券は「Amazonギフト残高」として、クレカ払いなどと組み合わせて支払いへ充てることが可能。

つまり余った100円以上の楽天Edy残高は、Amazonギフト券に換えればその全額をAmazonでのお買い物で使い切れるようになるのです。

そもそも楽天Edyは対応している街のお店なら現金と併用して最後の1円まで支払いに充てられるものの、少額のためにわざわざ買い物に行くのは手間ですよね。

そんなとき、オンラインのみで完結する使い切りの手段としてAmazonギフト券の活用も選択肢に含めてみてはいかがでしょうか。

楽天Edyへ交換すればポイントも一緒に現金化が可能

楽天Edyを使っていると貯まる「楽天ポイント」は、1ポイントを1円として楽天Edy残高に変換することができます。

つまり、一度楽天Edy残高に換えることによって、実質的な楽天ポイントの現金化も可能になるのです。

特に使い道のないポイントがあるなら、楽天Edy残高と合わせて現金に換えてみてはいかがでしょうか。

ただし、楽天ポイントのうち、キャンペーンなどでもらえる「期間限定ポイント」は楽天Edyに交換することができません。

後述する「楽天ペイ」なら期間限定ポイントの現金化も可能なので、ポイントの現金化が主目的なら合わせて確認してみてくださいね。

また、楽天ポイントの現金化については下記のページで詳しく解説していますので、興味がある方はご覧ください。

楽天Edyギフトの上手な換金方法

楽天Edyギフトとは、ファミリーマートやマツモトキヨシなどの加盟店で購入できる、カードタイプのギフト券です。

裏面にギフトIDが記載されており、これをEdyギフトの登録ページへ入力することによって、現金やクレジットカードと同じように楽天Edyの残高をチャージできます。

もし手元に未使用の楽天Edyギフトがあり現金に換えたいと思っているなら、それを自身の楽天Edy残高へチャージするのはちょっと待ってください！

いったん楽天Edy残高に換えてから商品の転売などで現金化する方法ももちろん使えますが、楽天Edyギフトの場合、ギフト券のままで売った方がより手軽に高換金率を狙えるかもしれません。

以下のようなギフト券の買い取り専門店では未使用の楽天Edyギフトを買い取ってもらえる可能性があるため、チャージする前に、換金率なども含めて一度問い合わせてみるのがおすすめです。

楽天Edyと楽天ペイの違いは？

最後に、同じキャッシュレス決済サービスとして混同しやすい「楽天Edy」と「楽天ペイ」について、現金化の特徴も踏まえながら、それぞれの違いや残高の移行可否をお伝えしていきます。

楽天ペイは期間限定ポイントが利用可能

楽天ペイは、QRコードの読み取りやバーコード提示によって支払いを行う「QRコード決済サービス」です。

レジ端末へスマホやカードをかざして決済を行う「電子マネー」の楽天Edyと比較すると、主に以下の点で違いがあります。

現金化を考えるとき特に注目したいのは、楽天ペイがチャージ済み残高（楽天キャッシュ）の出金に公式で対応している点と、期間限定ポイントのチャージが行える点の2つでしょう。

楽天Edyの場合は「楽天Edyを使って購入した商品を転売・返品する」という方法でしか現金化できませんが、楽天ペイの場合、本人確認さえ済ませれば1,000円以上の残高を指定の銀行口座へ出金することが可能です。

9,999円以下の出金には100円の手数料がかかるものの、転売の換金率なども考慮すると決して大きい負担ではありませんよね。

加えて、楽天Edyでは使えない期間限定ポイントを残高化できるのも大きなメリットだと言えます。

ただし、期間限定ポイントからチャージした残高は本人確認後も出金できないため、現金化のためには楽天Edyと同じく「商品の転売や返品」といった方法をとらなければなりません。

Amazonギフト券などの金券が購入できないのも楽天Edyと同様ですので、ポイント分やクレカによる後払い決済分を現金化するためには、ブランド品やゲーム機など金券以外の換金性の高い商品を利用する必要があると覚えておきましょう。

楽天Edyから楽天ペイへのチャージはできない

「楽天ペイが残高を出金できるなら、楽天Edyの残高を楽天ペイの残高へ変換すればいいのでは？」と思った方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか？

しかし、残念ながら楽天ペイへ楽天Edyの残高を移行することはできません。

同じ楽天ペイアプリから支払いに利用することは可能ですが、楽天ペイ（楽天キャッシュ）と楽天Edyはあくまでも別サービスとして残高が明確に分けられています。

楽天ペイから楽天Edyへの残高移行も不可となっているため、楽天ペイは楽天ペイ、楽天Edyは楽天Edyの残高としてそれぞれ使い切るしかないと覚えておきましょう。

まとめ：楽天Edy残高の現金化は購入商品の転売が無難

プリペイド式の電子マネーである楽天Edyは、公式で残高を出金する方法が用意されていません。

そのため、楽天Edyで購入した商品を転売したり、返品したりといった手法を使い、自力で現金化を目指すことになります。

返品による現金化は換金率が100%で損失を抑えられるものの、お店の迷惑になるうえに確実に現金化できるとも限らないため、基本は購入商品の転売による現金化を選ぶのがおすすめです。

換金率で損をしないように、商品を選ぶ際は入念に調査を行ってください。