セカンドストリートの買取はひどい?口コミをもとに実態を調査!

「衣替えのタイミングで、いらない服を売ってしまいたい」「引っ越し前に家電や家具を処分したい」。そんな時に便利なのがリユースショップの買取サービスです。中でも全国展開しているセカンドストリート(セカスト)は、知名度もあり気軽に利用できる印象がありますよね。

しかしネットでは「査定がひどい」「買い叩かれる」といったネガティブな声も。実際のところはどうなのでしょうか?この記事では、口コミや評判、筆者の体験も交えて、セカスト買取のリアルな実態を徹底解説します。

買取方法の違いや注意点、アイテムごとの傾向まで網羅していますので、「できるだけ高く売りたい」と考えている方はぜひ最後までご覧ください。

セカンドストリートとは?良い口コミ・評判もある?実際の声を紹介

セカンドストリート(通称:セカスト)は、株式会社ゲオホールディングスが運営する全国規模の総合リユースショップです。

衣類や家具、家電からホビー用品、アウトドアグッズ、ブランド品まで多岐にわたる商品を取り扱っており、リユースショップの中でもトップクラスの知名度を誇ります。

ネガティブな口コミが目立つ一方で、セカストの買取に満足している人も少なくありません。ここでは、実際に投稿されたポジティブな意見や体験談を通して、良い評価の背景を読み解いていきましょう。

運営会社と店舗数・取扱いジャンル

項目 内容
運営会社 株式会社ゲオホールディングス
設立 1989年1月
店舗数 約800店舗(2025年6月現在)
取扱ジャンル アパレル、ブランド品、家具、家電、アウトドア用品、楽器、ホビー、雑貨など

丁寧な査定・対応に満足の声

「スタッフが一品ずつ丁寧に見てくれた」「どんな質問にも優しく答えてくれて安心した」など、接客や査定対応に対する評価は高いものがあります。特にブランド品や高価な商品を持ち込んだ際には、スタッフの対応力が重要視されやすく、誠実な接客が印象に残るようです。

セカストの強みは、都市部はもちろん地方にも多くの店舗を構えていること。地方在住者にとってもアクセスしやすく、「使わないけど捨てるにはもったいない」と感じるアイテムを手軽に売ることができます。

また、オンラインで商品を購入・売却できる「セカストオンライン」も展開しており、リアルとデジタルのハイブリッド運営を進めているのも特徴で査定時に商品の価値や減額理由をきちんと説明してくれるスタッフに当たった場合、たとえ査定金額が思ったより低くても「納得できる結果だった」と感じる人が多い傾向にあります。

買取方法は?店舗/宅配/出張の違い意外と高く売れた?という声

セカストでは以下の3つの買取方法を提供しており、それぞれに特徴があり意外性のある高評価として多いのが、「期待していなかったけど、思ったより高く売れた」という声です。これは、需要がある商品や季節に合ったアイテムを持ち込んだ場合によく見られます。

1. 店舗買取

店舗に直接商品を持ち込むスタイル。即日査定・即日現金化が可能で、売却までのスピード感が魅力です。査定中はショッピングやドリンクサービスを楽しめる店舗もあり、気軽に立ち寄れる雰囲気が好評。

店舗では査定士との直接のやりとりがあるため、査定額に納得いかない場合はその場で質問や交渉も可能です。また、複数店舗を巡って比較する人も少なくなく、店舗ごとの対応や査定基準の違いを感じる機会もあるでしょうこうした例は、商品の需要・状態・時期がうまくマッチしたケースです。セカストでは季節品や人気カテゴリの在庫が不足していると、相場より高値が付くこともあるため、売却タイミングは大きな要素となります。

2. 宅配買取

また、複数点をまとめて持ち込むと「まとめ査定」として若干の上乗せがあることもあり、うまく活用すれば査定額アップも狙えます。

申し込み後、専用の宅配キットが届き、商品を詰めて送るだけ。送料・査定料は無料で、自宅にいながら完結できるのが魅力です。忙しい人や近くに店舗がない人に特におすすめ。査定結果はメールなどで通知され、金額に納得すれば即振込となります。

ただし、商品の返送には費用がかかることもあるため、査定額に不満がある場合のリスクは考慮が必要です。また、商品の取り扱いに関しては写真を撮って記録を残しておくなど、自己防衛の意識も大切になります。

3. 出張買取

大型家具や重たい家電を売りたい場合に便利なサービス。対象エリアが限られているものの、プロのスタッフが自宅に訪問し、その場で査定・搬出してくれます。利用には事前予約が必要ですが、引っ越し時や遺品整理の際などに活用されています。

訪問時には身分証の提示や、商品内容の事前申告が求められることが多く、準備をしっかりしておくとスムーズです。特に遺品整理などでは大量の商品が一気に売れるため、活用する人が増えています。

どの方法もメリット・デメリットがありますが、売却したい商品の種類や量、急ぎかどうかなどで最適な方法を選びましょう。

「筆者の実体験から見るセカンドストリートの買取はひどい」と言われる理由は?

ここでは筆者自身の体験をもとに、セカストの買取に関して、ネット上には「ひどい」「がっかりした」といったネガティブな意見も見受けられます。ここでは、そうした評価につながる背景や具体的な声について詳しく見ていきプロセスについて具体的に紹介します。

査定基準がわかりづらい

セカンドストリートを利用した人からよく聞くのは、「なぜこの金額なのかが不透明」という不満です。

特に宅配買取では、査定結果だけが送られてくることも多く、「何が評価され、何が減額されたのか」がわからないまま手続きを進めざるを得ないケースもあります。

店舗によっては、丁寧に口頭で説明してくれるところもありますが、すべての査定員が一貫した説明をしてくれるとは限りません。「同じ商品を別の店舗に持って行ったら倍近い価格だった」という口コミもあり、査定基準のばらつきも指摘されています合計で約7,100円という結果でした。

買取価格は担当者の経験値や店舗の在庫状況によっても左右されるため、可能であれば複数店舗を比較するのがおすすめです正直、衣類はもっと低いかと思っていたので予想よりは良い印象。一方で、加湿器と炊飯器は状態が良好かつ付属品も揃っていたため、妥当か少し高めの評価だと感じました。

買取金額が安いと感じる理由

最も多い不満のひとつが「査定額が期待よりも安すぎる」という点です。例えば「元値1万円の服が100円だった」「数点まとめて持って行ったのに合計で数百円しかならなかった」といった声はSNSでもたびたび見かけます。

これは、セカストが買取価格を『現在の中古市場で売れる価格』から逆算して決めているためです。商品が人気であるか、状態が良いか、販売時期が適切かなど、さまざまな要素が査定に反映されます。そのため、たとえ定価が高かった商品でも、数年前のモデルや流行遅れ、キズ・汚れがある場合は評価が大幅に下がることになります事前にWEBから来店予約をしていたため、スムーズに受付ができました。混雑していたため待ち時間は約30分。番号札を受け取り、店内のカフェスペースで待機していました。

加えて、ブランド品であっても国内需要の低いアイテムや、偽物リスクの高いジャンルでは慎重な査定が行われるため、ユーザーの期待とのギャップが生じやすいのです。

【実体験】持ち込んだ時の査定の流れと印象

2024年の春、大阪市内の大型店舗を訪問し、以下のような商品を持ち込みました。

  • メンズ衣類(ユニクロ、ナノユニバース、ザラなど)15点
  • 小型家電(2019年製の加湿器・炊飯器)各1点
  • アウトドア用品(使用済テント・チェア)3点

受付時にスタッフから「査定には30分〜1時間ほどかかります」と丁寧に案内があり、番号で呼ばれた後にカウンターで結果が提示されました。
※査定までの時間は混雑状況により変動するため、利用の際は直接店舗にお問い合わせください。

【査定結果】

  • 衣類(15点中10点が買取対象):合計1,600円
  • 加湿器:1,500円/炊飯器:1,200円
  • アウトドア用品(3点):合計2,800円

合計買取金額:7,100円

正直、衣類はもっと低いかと思っていたので予想よりは良い印象。一方で、加湿器と炊飯器は状態が良好かつ付属品も揃っていたため、妥当か少し高めの評価だと感じました。

アウトドア用品は汚れや使用感があるものの、「この時期は需要が高いので」と査定員が説明してくれたのが印象的で、丁寧に見てくれている実感がありました。

結果的に「手放すつもりだった不用品が思ったより高く売れた」こと、「接客対応が誠実だった」ことから、総合的には非常に満足のいく体験となりました。

個人的には満足だったが…

「接客態度が冷たい」「質問しても曖昧な返答だった」など、スタッフ対応に関する不満も一定数存在します。中には「高圧的だった」「急かされた」という口コミもあり、買取初心者にはハードルが高く感じられることもあるようです。

結果的に「手放すつもりだった不用品が思ったより高く売れた」こと、「接客対応が誠実だった」ことから、総合的には非常に満足のいく体験となりました。

とはいえ、これはあくまで一部の店舗やスタッフに限った話であり、「対応が丁寧だった」「親身に聞いてくれた」という好意的な意見も存在します。結局のところ、どの店舗・どのスタッフに当たるかによって印象が大きく左右されるのが実情です。

こうしたリスクを軽減するには、事前に店舗の口コミや評価をチェックしておくのが有効です。GoogleマップやSNSで検索すれば、リアルな声を把握することができるでしょう。

ジャンル別に見る買取傾向とポイント

セカンドストリートでは非常に幅広いジャンルの商品を取り扱っていますが、それぞれのジャンルごとに買取価格の傾向や、査定における重要ポイントが異なります。この章では代表的な4ジャンルに分けて、買取傾向や高く売るためのコツを詳しく解説します。

衣類・ファッション系

セカストの買取で最も利用者が多いのが衣類です。ブランド物からファストファッション、キッズ服まで対応しており、季節・状態・ブランドが査定額に大きく影響します。

高く売れる傾向にある衣類

  • 人気ブランド(ノースフェイス、パタゴニア、ナイキ、アディダスなど)
  • 状態の良いもの(毛玉、色落ち、ヨレがない)
  • 新作・現行品、タグ付き新品
  • 季節に合ったアイテム(ダウンは秋冬、Tシャツは春夏が◎)

注意点

ファストファッション(ユニクロ、GU、しまむらなど)は大量流通しているため、基本的には数十円〜数百円程度。タグ付き未使用品であっても高値にはなりづらいです。なるべくまとめて持ち込むのがポイント。

家電製品

家電は製造年数と動作状況、付属品の有無が重要なポイントになります。セカストでは以下のような家電の買取が盛んに行われています。

高評価を得やすい家電の例

  • 製造から5年以内の製品(目安)
  • 付属品・説明書・元箱がある
  • 需要が安定している製品(炊飯器、加湿器、扇風機など)

査定が厳しくなる条件

  • 動作確認が取れないもの
  • 落下・破損跡、目立つ汚れがある
  • 古いテレビやブラウン管モニターなど

なお、リモコンやコードが欠品していると数千円単位で減額されることもあるため、なるべく完品で出すのが理想です。

家具

家具は大型のため搬入・搬出の手間が査定額に影響しやすいカテゴリです。しかし、人気ブランドや状態の良いものは意外と高値がつくことも。

高く売れる家具の特徴

  • 無印良品、ニトリ、IKEAなど需要の高いメーカー品
  • 引っ越しシーズン(3月・9月)は需要増
  • 傷や使用感が少なく、目立たないもの

損をしないための工夫

  • 出張買取を活用する(特に大型家具)
  • 掃除をしてから出す
  • 分解・搬出しやすい家具は査定が有利

デザイン性が高い北欧家具などは、リユース市場で根強い人気があるため、状態次第では高額査定も期待できます。

楽器やホビー用品

あまり知られていませんが、セカストでは楽器やホビー用品(フィギュア、模型、ゲーム機、カード類など)の買取にも力を入れています。

高評価が狙えるアイテム例

  • ギターやキーボード、エフェクターなどの軽音楽器
  • 人気アニメや映画の限定フィギュア
  • プレイステーションやニンテンドースイッチなどのゲーム機
  • ポケモンカード、遊戯王カードの希少品

査定時のポイント

  • 外箱、説明書、パーツの有無が重要
  • プレミア価値があるものは専門バイヤーが担当することも
  • 状態が良ければ古い物でも高額になることがある

趣味性の高いジャンルは、「どれだけ大切に扱っていたか」が査定にも表れるため、丁寧な保管を心がけましょう。

よくある質問・注意点まとめ

セカンドストリートを利用するにあたって、多くの人が気になるポイントや、見落としがちな注意点についてここでまとめておきます。初めての方でも不安なく利用できるよう、具体的なQ&A形式で解説します。

Q.ノーブランドでも売れる?

結論から言えば「売れる場合もあるが、条件次第」です。ノーブランド品は需要が少ないため、買取額がつかないこともありますが、以下のような条件が揃えば買取対象になります。

  • 新品または未使用でタグ付き
  • トレンド性のあるデザイン
  • 汚れやダメージが少ない

ただし、状態が悪いもの、古いデザインのものはほぼ値段がつかない、もしくは引き取り不可になるケースが多いです。セカストでは状態の良し悪しが査定額に直結するため、「売れるかどうかはまず見てもらう」という気持ちで持ち込むのがよいでしょう。

Q.査定だけでもOK?

はい、可能です。査定後に買取をキャンセルすることもでき、料金は一切かかりません。特に店舗買取では「とりあえず査定だけ」という利用者も多く、査定結果を聞いたうえで売るかどうか判断できます。

宅配買取も同様ですが、注意点として「返送にかかる送料」が自己負担になる場合があります。高額商品の査定や大量のアイテムを送る前には、返送料規定を事前に公式サイトで確認しておくと安心です。

Q.キャンセル時の注意点

  • 店舗買取:その場で「やっぱりやめます」と言えば返却されます。もちろん無料です。
  • 宅配買取:査定後の返送依頼は可能ですが、送料がかかる場合があります。

また、商品発送後すぐのキャンセルは対応不可のケースもあるため、査定を依頼する前に商品内容や価格の目安をある程度把握しておくのが理想的です。

高く売るコツは?

以下のような工夫をすることで、少しでも査定額を上げることが期待できます。

  • 季節に合ったタイミングで売る(例:冬物は秋に)
  • 汚れを落とし、きれいな状態で出す
  • 付属品(説明書・保証書・箱など)を揃える
  • まとめて売る(大量持ち込みで査定UPの可能性)
  • 人気ブランドや高需要ジャンルを狙う

特に衣類や靴などは、アイロンや簡単なクリーニングを施すだけで印象が良くなり、査定額に影響を与えることがあります。ひと手間加えるだけでも違いが出るので、出品前のメンテナンスは必須といえるでしょう。

まとめ

セカンドストリートの買取に関しては、「査定額が安い」「対応が悪かった」といった不満の声がある一方で、「意外と高く売れた」「丁寧に対応してもらえた」という良い口コミも多数存在します。

結論としては、商品の状態やタイミング、スタッフとの相性によって、満足度は大きく左右されるという点です。そのため、「どうせ安く買い叩かれる」と決めつけずに、上手にタイミングとジャンルを選んで利用すれば、十分満足のいく結果を得ることができます。

セカストは店舗数が多く、買取方法も多様なので、自分のライフスタイルや売りたいものに合わせて使い分けるのが成功のカギです。事前に情報を集めて準備を整え、納得のいくリユース体験をぜひ実現してください。

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